原子軌道の様々な可視化方法の組合せとその波動性の表現

時田 澄男a*, 木戸 冬子a, 杉山 孝雄a, 渡部 智博a, 時田 那珂子b, 東 千秋b

a埼玉大学工学部応用化学科, 〒338-8570浦和市下大久保255
b放送大学東京第一学習センター, 〒154-0002世田谷区下馬4-1-1
*e-mail:

(Received: April 6, 2001; Accepted for publication: July 5, 2001; Published on Web: November 29, 2001)

  水素原子の原子軌道をマルチメディア技術(静止画および動画)を用いて種々の表示方法(等値曲面, 擬三次元, 等高線, 断面図)で可視化するとともに, 対応する力学的振動についても同様に可視化した. 可視化結果を, CD-R (Compact Disk Recordable) に格納した. ランダム呼び出し可能な媒体の機能を使用して, 可視化データを任意に組合せて表示して対比させることにより, 節(節面)などの波の特徴を認識し, 原子軌道の波動性の理解を深めるよう工夫した.

キーワード: Hydrogen Atom, Atomic Orbital, Visualization, Combinatorial Representation, Isosurfaces, Pseudo-three-dimensional representations, Contour map, Cross sections, Oscillating Circular Membrane


Abstract in English

Text in Japanese

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