現在,スーパーコンピューティングの世界は過渡期を迎えています.科学技術の大規模計算に対してスケーラブルコンピュータの適用が進むなか,パラレル度の高いコンピュータの発展もすさまじく,その応用面・実用面での成果も徐々に上げられてきています.
本シンポジウムでは,スーパーコンピューティングの現状を使う側から語りあい,今あるコンピューターの能力に不満をぶつけて将来を考えてみようとしています.昨年の第1回では,できるかぎり多くの分野からの意見を集め,その問題点を抽出しました.
本年第2回では,流体計算・分子科学の分野に着目し,基礎的な問題をより深く探求する立場とより実際に近い現象を対象とするために複雑な問題を直接的に取り扱う立場との2つの立場から大規模計算を例に議論を進めます.
ここで集まる方々は,スーパーコンピューティングの世界では第一級で活躍され,かなりの工夫を加えながらコンピュータを酷使し,その能力を最大限引き出されています.スーパーコンピューティングに興味のある方,何かが掴めるはずです.