分割法による大規模共役系のケクレ構造の総数とPauling Bond Order の計算

堀本 尚a, 成田 進a*, 渋谷 泰一a, 森川 鐵朗b

a信州大学繊維学部素材開発化学科, 〒 386-8567 上田市常田3-15-1
b上越教育大学自然系, 〒 943-8512 上越市山屋敷町1

(Received: August 5, 2002; Accepted for publication: November 1, 2002; Published on Web: December 13, 2002)

  大規模共役系炭化水素化合物のケクレ構造の総数とPauling Bond Orderの計算をより効率的にするために、新たなプログラムを作成した。このプログラムの基本的アイディアは、分子を三分割してそれぞれのケクレ構造の総数とPauling Bond Orderを計算し、その結果を後で総合することにある。今回作成したプログラムと別の方法により計算したPauling Bond Order値を比較したところ、得られた結果は全て同一であった。また、計算時間が従来の方法に比べて短縮された。これらのことより分割法のケクレ構造の総数とPauling Bond Orderの計算が正確且つ効率的に行われることが確認された。

キーワード: ケクレ構造, Pauling Bond Order, 共役系炭化水素化合物


Abstract in English

Text in Japanese

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