分子構造を立体的に解析するための多機能オブジェクト指向クラスライブラリの開発

目黒 俊幸, 安藤 格士, 山登 一郎*

東京理科大学基礎工学部生物工学科, 〒278-8510 千葉県野田市山崎2641

(Received: May 20, 2002; Accepted for publication: January 15, 2003; Published on Web: March 6, 2003)

  私たちは分子の構造を研究するため、様々な場面で活用できるオブジェクト指向クラスライブラリー、YLOを開発した。 本ライブラリは無機分子から生体高分子までの幅広い対象を扱えるように設計されている。
  YLO は C++で書かれており、多くのクラス (プログラムユニットの一種であり、Fortran のサブルーチンに似ている) がその中に含まれている。全体的なクラス構成の様子はFigure 1に示される。各々のクラスごとに、分子の構造情報を操作するために必要な様々な機能が割り当てられている(Table 1-A, B, C, D)。
  Figures 2, 3 に示したように、ユーザーは複数のクラスを組み合わせることで、分子構造の解析やシミュレーションなどを行う様々なソフトウェア("モンテカルロシミュレーター"や"遺伝的アルゴリズムを用いたパラメータ最適化プログラム"等)を作成することができる。

キーワード: オブジェクト指向プログラミング, C++, 分子シミュレーション, 無機化合物, 有機化合物, 生体高分子


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