電子相関計算用積分変換モジュールの開発

望月 祐志a*, 長嶋 雲兵b

aアドバンスソフト(株)・東京大学 生産技術研究所,
〒153-8904東京都目黒区駒場4-6-1, 東京大学 国際・産学共同研究センター
b産業技術総合研究所グリッド研究センター, 〒110-0015 東京都台東区東上野6-9-3

(Received: August 15, 2003; Accepted for publication: October 10, 2003; Published on Web: December 17, 2003)

  分子軌道計算において配置展開に基づいて電子相関を導入する場合、積分は基底関数の添字から分子軌道の添字に変換しておく必要がある。特に、基底関数の総数に対して4乗量である2電子積分の変換は計算コストが大きいために、演算数を可能な限り減らして効率的に処理することが重要となる。そこで、山本と長嶋によるアルゴリズム (J. Comp. Chem., 9, 627 (1988) ) に基づいて閾値以上の積分のみを扱い、さらに基本線形代数ルーチンDAXPYとDDOTを導入して高速化を図った2電子積分変換モジュールを開発した。

キーワード: 分子軌道計算, 電子相関, 積分変換, 配置間相互作用


Abstract in English

Text in Japanese

PDF file(107kB)


Return