ゼオライトの相関二次元NMRスペクトルのピーク帰属アルゴリズムのグラフ理論による改良

Darren H. BROUWERa, E. Keith LLOYDb*

aSchool of Chemistry, University of Southampton, Southampton, United Kingdom, SO17 1BJ
bSchool of Mathematics, University of Southampton, Southampton, United Kingdom, SO17 1BJ

(Received: May 24, 2004; Accepted for publication: July 1, 2004; Published on Web: September 10, 2004)

  ゼオライトの相関二次元NMRスペクトルのピーク帰属アルゴリズムの改良版について述べる.ゼオライトの骨格構造と相関二次元スペクトルは,両方ともグラフとして表現される.このため,ピークの帰属は,この二つの準同型を示すグラフの頂点のラベル付を見つけることに帰せられる.この論文では,構造グラフとスペクトルグラフの初期解析が,ピークの同一性の可能性についての情報をあたえることを示し,これによりピーク帰属アルゴリズムの効率が大きく改良されるを示す.ゼオライトZSM-5の固体MAS (magic-angle spining) 29Si NMRスペクトルのピーク帰属を例にとって,二次元29Si INADEQUATE NMRスペクトルにより,本アルゴリズム改良の効果を実証した.

キーワード: 核磁気共鳴, ゼオライト, グラフ理論, ピーク帰属


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