Modrast-P with GTK+の開発

佐々 和洋a*, 村田 一紀a, 宇野 健b, 林 治尚c, 中野 英彦a

a兵庫県立大学大学院工学研究科, 〒671-2201 兵庫県姫路市書写2167
b広島県立大学経営学部経営情報学科, 〒727-0023 広島県庄原市七塚町562
c兵庫県立大学学術総合情報センター, 〒671-2201 兵庫県姫路市書写2167

(Received: March 11, 2005; Accepted for publication: August 12, 2005; Published on Web: September 12, 2005)

  我々が開発を進めてきた分子構造表示プログラムModrast-Pは,種々の分子構造表示機能を持ち,特に複数の面による切断や部分切断など,分子内部の構造を確認するのに有効な機能を有しているが,OSの依存性という問題が存在した.そこで,プラットフォームに依存しない分子構造表示プログラムの開発を目指し,X Window Systemのツールキットの一つであるGTK+を用い,"Modrast-P with GTK+"の開発を行った.Modrast-P with GTK+では,Modrast-Pの機能に加え,切断表示機能に関しても,切断平面の指定に対話的操作を取り入れ,他の分子構造表示プログラムでは見受けられない表示を実現し、目的部の全容をより容易に確認することが可能となった.また,代表的な生体高分子用分子シミュレーションソフトであるAMBERのシミュレーション結果に対し,アニメーション機能や数値的なデータの解析機能を実装し,AMBERとの高い親和性を実現した.

キーワード: 分子グラフィックス, 切断分子表示, GTK+, AMBER


Abstract in English

Text in Japanese

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