空の色相とエアロゾル散乱光の関係

青山 智夫a*, 神部 順子b, 長嶋 雲兵c, 中山 榮子d

a宮崎大学工学部電気電子工学科, 〒889-2192 宮崎市学園木花台西1-1
b江戸川大学メディアコミュニケーション学部情報文化学科, 〒270-0198 流山市駒木474
c産業技術総合研究所計算科学研究部門, 〒305-8562つくば市梅園1-1-1
d昭和女子大学大学院生活機構研究科, 〒154-8533世田谷区太子堂1-7

(Received: May 18, 2009; Accepted for publication: September 8, 2009)

  大気中の浮遊粒子状物質(Suspended Particulate Matter: SPM)はエアロゾルの一種である.その量を推測するためデジタルカメラで空の色を撮影する方法がある.この方法の物理的意味を明らかにする.
  Red-Green-Blue (RGB)加色三原色と波長との関係を定義し,色相環と紫色の存在理由を示す.B/RG/R比と散乱光の波長依存性について議論する.実例として,空がヘイズ状態にある場合のB/RG/R比を示す.B/RG/R比の強度の空間分布を画像化する方法を示し,従来の方法では画像化できない大気中の希薄なSPM層の存在を明らかにする.
  デジタルカメラで空の色を撮影するのは容易である.同一地点の継続的な画像を記録すると.それは大気汚染の変遷を示す資料になる.

キーワード: 大気汚染, 色相, 浮遊粒子状物質, ヘイズ


Abstract in English

Text in Japanese(HTML)

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