総   説

計算科学による物質材料と分子の設計

横島 智a, 高 玘b, 小林 高雄b, 中村 振一郎a, b*

a(株)地球快適化インスティテュート, 〒103-0014 東京都港区芝4-14-1 三菱ケミカルホールディングスビル
b(株)三菱化学科学技術研究センター, 〒227-8502 横浜市青葉区鴨志田町1000

(Received: August 6, 2009; Accepted for publication: September 8, 2009)

故 森 和英 先生に奉げる

  我々が計算科学を使って分子設計にどのように取り組んでいるかをいくつかの例を挙げて示した。まず、光化学反応における非断熱遷移においてConincal Intersection (CI)の役割は重要であり、この点について説明した。次に、我々が重点をおいて研究しているフォトクロミック分子ジアリールエテンについて、赤外吸収による非破壊読み出し、エレクトロクロミズム、及びポリマー中での振舞いについて取り上げた。さらに、創薬に照準を向けたFMO法による巨大生体分子の化学シフトの計算についても触れた。

キーワード: 非断熱遷移, Conical Intersection, フォトクロミズム, ジアリールエテン, FMO法, 化学シフト


Abstract in English

Text in Japanese(HTML)

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